明け方4時、また捕獲器に猫がかかる。
おとりの餌を魚からシャウエッセンに変えたのが奏功したようだ。
確認すると大人のメス猫らしく、捕獲器の横には子猫が一匹いて鳴いている。


少し不憫だがメス猫を捕獲器ごと玄関に隔離し、毛布で覆う。
これを本日、動物愛護協会に持っていき、不妊処置を施した上で、明日には
ふたたび解放する予定。

野良猫の増加を押さえる上では、こういう繁殖能力の高い個体への不妊処置
こそがポイントとなる筈なんだが、これまではオス、および若齢のメスしか捕獲処置
できていなかったので、今回の大人メス猫捕獲は大変うれしい。

この大人メス猫は子猫を引き連れていたこともあって気性が荒い状態だった。
なので仮の名前を枢斬暗屯子からもらい、暗屯子とする。