13:30ごろ、皮膚病その他でボロボロ状態の猫を確保。
15:10ごろ、動物愛護協会付属病院に搬入。抗生物質、ノミ・ダニ駆除剤、点滴を施してもらう。「ボロ子」と名付け、別種の抗生物質など薬をもらい、自宅で経過を看ることにする。


16:00ごろ、家の前にケージを置き、ボロ子を入れる。保温と通風が大事、と獣医さんに聞いていたので、ビニールとスダレで雨風対策をした上でボロ子にタオルをかける。体毛は著しく減っており、皮膚も疥癬(?)のせいかカサブタ状の部分が多い。呼吸は浅めで回数多い。


21:00ごろ、様子を見に行くと呼吸なく、ケージの外から体を押しても反応なし。ボロ子は死んでしまった。今日の午前中には自力で歩く様子を見かけていただけに、自分が行った「病院につれて行き、各種薬剤を投与するという行為が、弱っていたボロ子に更なるストレスを与え、却って死期を早めた」可能性もあるのではないかと自問。可能性、というか、ほぼ確実に私の行為とボロ子の死には直接の因果関係があるだろう。


病院に連れて行くことに対して妻は、「この状態では何もできないだろうし、なにかしたところでいい結果にはならない」と言っていた。それに対して私は「何もできない、というのは素人判断に過ぎず、放置するよりも何らかの処置をした方が生存の可能性は上がる筈だ」と押し切ったが、結果をみれば私の方が間違っていたと思う。


で、どうするか。ボロ子の遺骸は明朝、区役所の担当課に連絡して処理してもらう。病院には絶命の旨を連絡する。で、野良猫の捕獲と去勢・不妊処置はできる限り続けるべきだろう。これを続けることが、ボロ子のような猫を減らすことになるだろう。