12月3日(水)
・地震関係は初期の混乱と応急対応から、中間的な段階に入ってきた。
・明日から、役場による被災家屋の調査が始まる。初期は応急危険度判定士による
「当座の危険性」のみに焦点を絞った判定が行われた。
・明日より始まるのは「罹災証明」の根拠となる調査なので、いろいろ微妙だ。
・なにが微妙かというと、「罹災証明」は各種の補助金、応急的な減税、義捐金配布などの
「カネがらみ」の基準となる書類だからだ。
・家屋の被災状況は、本来であれば建築的、工学的に厳密に判定すべきことだろう。
しかし、現実的にはそこまでやってらんない。
・まあ甘目の判定となるのだろうが、そうはいっても政府の示す基準は守らねばならない。
…ううむ、書くのが面倒になってきた。
要は、判定が「全壊」「半壊」「一部損傷」かによって、もらえるお金が大きく変わると
いうこと。で、その判断基準が厳密でないということ。(厳密ならばいいか?というと
田舎の場合そうでもないと思うけど)
「隣の家は、ウチと似たような半壊なのに、うまいことやって全壊扱いにしてもらって
たくさんカネ貰った。気に食わない」
といったような感情的な軋轢を生む可能性がある。