帰ってきた大工さん


久々に大工さん登場。
残った部分に着手する。


まずは、この家最大の特徴である「猫階段」。
猫が一階と二階を自由に行き来できるよう、下の写真のようなステップが入る。
ベースとなる壁面には25mm間隔の桟が設けてあり、そこに板厚25mmの踏み板を
差し込む。
この踏み板を互い違いに配置することで、猫は上下に移動できる。


そして天井(二階からすれば床板)の開口部(開閉式)を通り、二階に至る。


こんな面倒なことをせず、人間用の階段で猫も移動すればいいじゃん!と思うかも
しれないが、うちの猫9匹は6:3のグループに分かれており、冷戦時のアメリカとソ連並みに
仲が悪いのである。なので、「2分しつつ、双方に上下移動できる環境」が必要。
このように猫優先の設計なので、間仕切りも多い。
今風の家であれば、一階はワンフロアの開放的なつくりになるんだろうけど、しょうがない。