2月後半は春のような陽気で雪も大いに減ったのだが、2月29日から3月1日にかけて
北海道の日本海側から太平洋側に抜けた低気圧+寒気のおかげで、北日本・北陸一帯は暴風雪と
なった。長野県ではあるが日本海・北陸エリアと近い気象状況のここも、夕方から翌日まで吹雪。
みるみるうちに積雪量が上がってゆく。


夜明け直前。昨日まで無雪だった薪棚の上に30〜40cm。


コンクリートが見えていた路面も雪で覆われる。
大型除雪機が明け方に作業してくれたので、車の出し入れに不便はない。


4時頃、二階から見た除雪作業少々と、その後に行った日本海の波


さて本日(3/1)は仕事を休み、カミサンと上越市に向かう。
映画「オデッセイ」を見るのが目的で、最寄りの映画館は長野市上越市なのだ。
長野市はごやごちゃしていて自動車を停めておくにも苦労するので、あまり
人のいない上越市に行った次第。


映画館に到着する前、インターチェンジ近くのショッピングモールに立ち寄る。


かつては栄えていたんだろうけど、今はテナントの撤退も多いようで、閑散。


なぜか室内にジープがおいてある。


あまり見るべきものもないか、と思ったが、良い店もあった。
三条・燕の金物製品アウトレットだ。
刃物、安い。種類もたくさん。


フライパンおそらく100種類くらい。


鍋も素材や形状の異なるものがこれでもかと。


ステンレスボールやザルもお安い。


どれもB級品や廃盤品とのことで、小さな傷があるとのことだったが、実用上は
まったく問題ない。カミサン大喜びで鍋を購入。私も出刃包丁を買う。



さて映画「オデッセイ」だが、私は以前、この映画の原作小説のレビューを読み、
面白そうだから読んでみようかな、と思っていたのだが、愚図愚図してるうちに
映画になってしまった。

感想:面白かった。が、火星の土でジャガイモを栽培するにあたって人糞を肥料とするわけだが、
   ふつう、この手のものは発酵させないと肥料にならないのではなかろうか。映画では
   発酵を経ず直接畑に施していたので…。
   あと、種芋を丸のまま植え付けていたが、切断の上、高温・高湿度の環境で芽を出させて
   (催芽)からのほうが、もっとよく生長すると思う。


こちらに来てから映画館に行くのは今回が初めてであったが、予告編が
ちょっとだけだったのが好感。

都内の映画館だと、本編上映前の予告編上映がやたらとたくさんあり、それも
まったく見る気の起きない映画(テレビドラマが原作の邦画とか、ビートたけし
が黒幕役で出てくる邦画とか、若い男がやたら絶叫する邦画とか)のものばかり
で、いつもつまらない思いをしていたので。



(追記)
アウトレットで買った鍋をうちのコンロにかけてみると、
コンロが止まってしまう。
おかしいなーと思って鍋の外箱を見ると、「ガス専用」との表記が。
なんと。うちはIHなのだ。
いや、このお店でいろいろ物を選んでいる時に、「うちはIHなんだぞ」
と意識していた筈なのだが、鍋の容量やデザイン選びに傾注しているうちに、
一番大事な点を見落とした。