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　横浜港大桟橋から出ている「ロイヤル・ウィング中華料理バイキングクルーズ」に
乗船する。
　海上保安庁の桟橋にヘリコプター搭載型巡視船 PLH31 しきしま型が停泊していた。

　さて、なぜ私のような者が「ロイヤル・ウィング中華料理バイキングクルーズ」に
出向いたのか？それは、この日が父の日であり、妻の父母と妹さんを横浜にご招待
しようという企画があったためである。企画立案者は妻だった。

　どうも同じ事を考える方も多いらしく、大桟橋の乗船口には長蛇の列ができている。
が、この「ロイヤル・ウィング中華料理バイキングクルーズ」（長いので、以下ロイクルと
略す）は予約制なので心配は無用なんである。

　我々が通されたのは船首側の下層室で、丸窓はあるものの、喫水線上１ｍくらいの位置に
あるため、風景はあまり見えない。上層室はすでに予約一杯だったんだな。

　すでに部屋の中央部には中華料理バイキングコーナーが設けられており、周りの皆の
雰囲気も手綱を解かれる直前の犬みたいになっている。
　
　そして出航前１０分ほどで「食い始めてもいいよ」と合図があった。

　料理はどれもそこそこ美味しく、バラエティにも富んでいた。なのだが、どうもこういう
取り放題のバイキングとなると、私は大して量を食べられない。１〜２回取りに行けば、もう
精神的にお腹一杯になってしまうのですね。

　（この項書きかけ）