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　茨城県日立市にある「林木育種センター」に行く。
マツノザイセンチュウ関係の取材が目的なのだが、ふと顕微鏡室の
冷蔵庫脇を見るとテレマークスキーが。
　これはブラックダイヤモンドというメーカーの、「セントイライアス」って
板ですね。最近、ファット化・カービング化の進むテレ板界にあって、昔ながらの「細板」
に分類される希少な板です。
　
　ビンディングもつま先のみを固定する３ピン式。イマドキのテレマークビンディングは
殆どがコンプレッションスプリングによる強力固定タイプなので、これは古風な感じです。

　研究室の方によると、春先に樹木の採穂のため山に入る際に使うそうです。
たしかに、そのような用途であれば滑降・回転性能よりも歩行性能が重要になるでしょうから、
こうした板とビンディングの組み合わせがベストのように思われます。

　恐らく、ブーツもプラスチックではなく革靴なんじゃないかな。

　…ひさびさに、日記タイトルと関係ある「テレマーク」の話題を取り上げられました！！