涼しいと思っていた青森県が予想外に暑かったため、また、それ

以前の仕事も立て込んでいたため、疲労困憊で眠り続ける。

 午後、妻と自動車で都筑区へ。

 さまざまな事情から飼い主のいない、もしくはいなくなった犬猫を
保護し里親探しを行う団体さんが開催している「里親会」の会場に向かい、
これからウチのポンテ猫と同居してくれる猫を探すのだ。

 私はかねがね、ペットショップで猫や犬を購入するという行為に違和感を
感じていたので、こういう形の方がよいと感じる。
 なんか「金でペットを買う」というのは薄汚い感じがするのだ。そこの
猫や犬が、ではなく買う人間の精神が。
 愛玩動物愛玩動物であるが故に容姿や血統が重視され、そこに価値を
見出す人もいるのだろうが、私は嫌だ。「人身売買」とか「女郎買い」と
共通するような嫌らしさを感じる。

 子供の頃、我が家に居た猫たちが皆、野良猫から半自動的に飼い猫になった
という経緯があり、それも「ペットショップでの購入」に違和感を感じる原因
かもしれない。

 と、ご立派かつナイーブなことを言ってみたが、里親会において「この猫がよい」
などと打算的な選択をしている以上、私も充分薄汚いんだな。

 ともあれ、その会場で暫定的に「ジジ」と名付けられているメスの黒猫が、
どうもポンテと仲良くなれそうな気がした(当然、根拠無し)ので、後日、うちに
いらしてもらうよう手続きを行う。
(※手続き等はすべて妻が行った。私はぼーっとしていただけ)