8月9日(木)と10日(金)は山梨県に出張。
小淵沢町(今では合併によって北杜市)界隈で、牧場の放牧地と家畜・樹林の
関係についての取材。


日射はきついけど湿度が低いため、日陰に入れば充分に涼しい。


11日(土)には、川崎で映画鑑賞。宇宙から来たヘンテコな立方体のせいで
車・飛行機・戦車といった機械が奇っ怪なロボットに変身して大暴れし、同時に
モテない男子学生がモテモテになる、という難解な映画であった。


そのまま池袋に移動し、以前、会社のえらい人に連れてきてもらったことのある
鰻料理屋「豊松」に向かう。ここは池袋駅から20分くらい歩いた住宅地に立地
しており、非常に分かりにくい。今回も大いに迷ったのだが、妻のナビゲー
ションによってなんとかたどり着けた。


「アタシ前に国勢調査やってから、番地を頼りに目的地さがすの得意なんだよね〜」


とのコメントでしたが、そんな経歴があるなんて初耳だ。
さて「豊松」はうな重1500円ですから、いわゆる高級店には入らないと思う。
店のつくりも、鰻の寝床の両側にカウンター6席とタタミ席(テーブル×5)があり、
その奥は住居になってる感じ。


昼飯がポップコーンと炭酸飲料のみだったため、我々は危険なくらい空腹だったし、
暑さの中で迷い歩いたため、喉もカラカラであった。早速ビールを注文し、料理を
頼んだのでした。このお店には「松・竹・梅」とか「特上・上」などの「鰻ランク」
分類が無いため、頼む際にあれこれ迷う必要がない。


最終的にどのようなものを食べたか?

・白焼き×2人前
 一般的にはワサビ醤油で食べるようだけど、ここでは「醤油+刻みニンニク」で食べる。
 これが非常ーにおいしい。お酒に合う。

・しゃもじ焼き×2人前
 鰻を骨ごと叩いてミンチとし、ネギなどを混ぜた上でしゃもじに盛り、焼く。これも
 酒に合うのだ。

・蒲焼き×1人前
うな重×2人前
 タレがあっさり目でおいしいのだ。

・漬物×1皿
 キュウリ一本、ナス一個、大根少々。驚くほど大盛り。うまい。

・おひたし
 茹でたホウレンソウに鰹節をかけたもの。うまい。


そんなこんなで、一人当たりで考えると3匹くらい喰ったんじゃないか?
満腹な我々にとって駅までの道のりは非常に長く、辛いものであった。
途中、カラオケ屋での休憩をはさみつつ、ノロノロと横浜に戻るのでした。


http://unagi.dajp.net/db/search.cgi?tel=03-3971-0774

(夕方5時から。店が狭いので予約必須)