というわけで養豚農家さんの直売所に行く。
豚舎でその太りっぷりを目にしていたので、「きっとうまいんだろうな」
と思っておりました。


「せっかくなんで、色々食べて見てね」と勧められ、まずいただいたのが…



これが何かというと、豚の尾である。初めて食べた。
骨まわりには赤身肉がついており、運動量が多い(尻尾はいつも振り回してるから)
ためか、歯ごたえがあってうまい。外周部はゼラチン質で、異常に栄養ありそう。
朝からこれを喰うのはなかなか大変だった。できれば焼酎呑みながらつまみたい料理です。


で、このような色物(と言ったら失礼なんだけど)だけではなく、普通の部位もいただいた。
下の写真はロース肉である。大変うまそうですね。周囲には、ここの肉を使ったソーセージも見えています。



これをどのように料理するかというと…



上のように、単純に塩と胡椒で焼いて食べるのだ。
黒豚の血が50%入っていることも手伝ってか、異様にうまい。
ウチの妻は、常々「おいしい肉は、焦がした表面がサクサクした食感になるのだ!」
と力説してるのだが、まさにその通りで、『表面サクサク+中身柔らか+脂身に甘み』という、
うまさ満載の肉でありました。しかも厚くてでかい。


そんなこんなで、午前中からバリバリと栄養摂取した我々は、長岡市を後に一路北上し、
笹川流れ」など美しい日本海沿岸を眺めつつ、山形県酒田市に到着したのでした。



上の写真は「笹川流れ」ではないんだけど、海のきれいさは分かるんではないか。
笹川流れ」本体は、奇岩群が海に屹立し複雑な水路を形成しているエリアで、西伊豆の海岸を
思わせる風景。シーカヤックでウロウロしたら最高に面白そうな場所でしたとさ。