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子供の頃の記憶だとかトレッキングだとか宿のメシがうまくないとか対応が悪いとか松本駅のステーキ屋もぞんざいな対応だったとか、まあそのように前日までの旅行について妻と文句を言い合っていたら、心底疲れてしまった。

定規を噛むウチのネコ

今日一日は家に居て、明日は三浦半島にカヤックにでも行こうかな？と考えていたのだが、夕方ふと長野県南牧村の「野辺山荘」の事を思い出した。

高原野菜の大産地として有名な野辺山高原にある宿で、私は１０年以上前に一回、仕事の関係で宿泊したことがあった。落ち着いた雰囲気で、食事も非常に美味しかった。というわけで「野辺山荘」のウェブサイトを見ていたら、次第にもう一度行ってみたくなってしまったのだ。しかしなあ、昨日旅行から戻ったばっかりだし、今からふたたび長野に行くのも妙な話かなー、などと迷っておりました。

が、そうこうしている内に、「野辺山荘に行けば、ここ４日間の旅行のモヤモヤを解消できるんじゃないか？」という感情はどんどん脹らむばかり。最終的に妻の決断によって「予約」のボタンをクリックし、我々は明日から明後日にかけて野辺山に向かうこととなった。

交通手段は横浜からレンタカー。中央道を使えば３時間くらいで到着する筈だ。