晴天の土曜日だが会社の総会に出席。
4時間を費やして「業績厳しいのでみんな頑張りましょう」という内容が語られる。
で、特筆すべきは某幹部の発言。
「私が若い頃には普通の人の2倍は働いていた」
↓
「3倍働くと24時間になるので、これはさすがに無理だが2倍ならできる」
※どうやら8時間労働を前提しているようだ。
↓
「だから直属の部下であるI君には、仕事以外には睡眠とデートの時間しか与えていない」
だと。奴隷かよ。この某幹部は20年前に、某経済ニュース番組を立ち上げた実績があり、
その後、ベンチャー企業を興した経験があるとの由。やはり、こういう経歴の人って判で押したように、
「俺は辛かったが頑張った。だから手前らも同様に頑張れ」という体育会的な考え方をするんだな。
で、更に…
「先ほどの発言とは矛盾するが、体には気をつけろ。私は何度も倒れた」
またしても判で押したような過労自慢。人に過剰な労働を強いて、体調管理は個人の責任に丸投げか。
…こういう幹部のいる会社が「ワークライフバランス」とか「育児休暇」とか「人権」に関するVTRを
制作してるってのはなかなかの皮肉だ。まあ今、私のいる部署の上司は「休める限り休め」という
マトモな人だからいいんだが、そうではない上司に付かされているI君は悲惨だ。