朝9時、漁連に伺って取材の打ち合わせ。

アマダイの漁そのものには同行できないので、港での水揚げから撮影し、夕方には
地元の民宿でアマダイ料理を撮影することに。

10時過ぎ頃から、ぼちぼち漁船が戻ってきた。どれも10t未満の小さな船で、
2名の漁師さんが乗っているパターンが多い。



船上に置かれた保冷ボックスから獲れた魚を上げるのだが、アマダイだけではなく
マダイやキダイ、サバ、サワラなど様々な魚種が見られる。延縄で釣ってるとのことで、
どの魚も大変きれい。網だと鱗が取れたりするのだが、そういうのが一切ない。



こうした魚たちの中でも、アマダイは群を抜いて美しい。特に大型のモノは腹びれ部分が
黄色く色づいており、それが胴の赤色とよく合っている。


(中略)

さて、夕方伺った民宿では、どのようなアマダイ料理が出たか?




・刺身(一匹分)
・塩焼き(二匹分)
・ムニエル(一匹分)
・吸い物(一匹分)

これらを撮影後、カメラマンと二人で食べた。
以前行った大分では、大量のブリ・アジの刺身に苦しめられた(美味しいの
だが、食べきれる量ではないということ)のだが、アマダイはなぜか食べても
食べても負担にならない。脂がのっているのだけど、上品で淡泊な味だから
なのか?
結局、一片の刺身も食べ残すことなく、都合五匹分のアマダイを完食したのでした。


こんな贅沢は、もう金輪際出来ないでしょう。